シミュレータ

 

 

操船シミュレータ
日本海洋科学は日本屈指の操船シミュレータメーカーであり、お客様のご予算や使用目的に応じ、各種操船シミュレータをオーダーメードで開発・販売しております。シミュレータのシステム構成はもちろん、船舶の種類も柔軟に対応可能で、一般商船や大型客船からDPS(Dynamic Positioning System)搭載船やタグボートなどの特殊船まで幅広く対応することが可能です。
国内外での数多くの導入実績で培われたノウハウにより、お客様の導入計画のお手伝いから導入後の運用支援まで、トータルサポートが可能です。

1.フルミッション型操船シミュレータ

実際の船舶に備わっている航海計器が装備された模擬船橋とそれを取り巻く大型スクリーンで構成され、スクリーンには高解像度のCG映像を投影して精度の高い船舶の動きをリアルタイムで再現する、まさに実際の操船感覚を体感できるシミュレータです。
模擬船橋内に設置される機材の構成やスクリーンへの投影範囲(水平視野は360度まで対応可能で、着離桟操船用の下方視界にも対応可能)はお客様のご要望に応じてご提案可能で、スクリーンに投影するCG映像もフルハイビジョン~4Kまで対応いたします。

2.コンパクト型操船シミュレータ

設置スペースが限られたお客様には、フルミッション型操船シミュレータと全く同じソフトウェアが組み込まれたコンパクト型操船シミュレータ、またはデスクトップ型操船シミュレータもご提供可能です。複数台の大型液晶モニターを利用したシステム構成など、お客様のご要望に沿ったシミュレータをご提案いたします。システムはコンパクトですが、解像度はフルミッション型操船シミュレータ同様、フルハイビジョン~4Kまで対応可能であり、フルミッション型と同様、リアルな操船環境をご提供いたします。

システムの特徴

  • 高精度船体運動計算
  • 任意の外力設定(変動風・潮流・波・水深)
  • 夜間・薄暮・雨・霧などの航行環境を高臨場感で再現
  • 最大6隻のタグボートによる離着桟支援
  • 外部から操船可能な多種多様の他船を100隻以上生成可能
  • 航行中の自他船の動揺や航跡波をリアルに表現
  • 任意の周期や高さの波浪やうねりをダイナミックに表現
  • 高度な再現機能による多面的な評価検証
  • 各社舶用機器との接続が可能
  • 3軸モーションセンサーを備えたバーチャル双眼鏡を装備可能
  • 航海計器をソフトウェアで表現するマルチファンクションディスプレイを搭載

導入実績

1996年から2019年現在までの販売実績

  • フルミッション型操船シミュレータ: 18台(国内:16台 / 国外:2台)
  • コンパクト型操船シミュレータ: 27台(国内:20台 / 国外:7台)

主な販売先

  • 国立商船大学・国立商船高等専門学校・海技大学校・水産大学校・水産高校・私立大学(海洋系学部)など、国内及び国外の教育機関
  • 民間海運会社・海運業界団体の教育施設
  • 海上保安機関・海上保安大学校など、海上保安関係機関
  • 各水先区団体・水先人養成施設など、水先人育成機関
  • 各種研究機関
  • 各種公共並びに民間の博物館やミュージアム
  
 
ECDISシミュレータ
お客様のご予算や目的に応じて、STCW条約(*1)で要求されているGeneric訓練に対応したECDIS訓練シミュレータやECDISメーカーがそれぞれ製作している機種別(*2)の操作方法を習熟するためのType Specific訓練用シミュレータをご提供しております。これらのシステムは教官ステーションと訓練生ステーションで構成されており、リアルな航行環境を再現することにより効果的な訓練環境をご提供いたします(*3)
また、お客様のご要望に合わせた訓練カリキュラムの策定から各種修了証書発行に必要な手続きまでトータル的なサポートにも対応可能ですので、併せてご相談ください。

ECDIS訓練シミュレータ

*1: 船員の訓練および資格証明ならびに当直の基準に関する国際条約

*2: 接続可能ECDISは以下の通り。

  • 日本無線(901B/JAN-9201)
  • 古野電気(FEA2801/FMD3300)
  • 東京計器(ECT-80-B)
  • TRANSAS(Navi-Sailor 4000)

*3: 教官ステーション・訓練生ステーション(教官ステーション1台あたり最大5台まで)で構成し、訓練海域データとして東京湾・伊勢湾・大阪湾・関門海峡・シンガポール海峡の5海域及び各海域に対応した交通流データをプレインストール

  
 
RADAR/ARPAシミュレータ
STCW条約で定められた要件(*1)(*2)を満たす性能及び機能を有するRADAR/ARPAシミュレータを、お客様の求める訓練に合わせて製作いたします。お客様が実際に使用する機種をシステム(*3)に組み込むことにより、実船と同等の操作性及びレーダ画像(レーダ干渉・受信ノイズ・レーダ偽像などにも対応)が再現されるため、より実践的な訓練が可能です。

RADAR/ARPAシミュレータ

対応可能な訓練

1) 国際海事機関(IMO)により採択された以下の決議を模擬した訓練

  • MSC 192 (79): 改正航海用レーダ装置の性能基準
  • MSC 191 (79): 航海用レーダ及び航海関連情報表示の性能基準
  • MSC 232 (82): 改正ECDISの性能基準

2) 改正SOLAS条約第V章に規定するECDIS・AIS・GPS及びヘディング又はトラックコントロールの訓練

3) その他以下の訓練

  • 基本航海当直訓練(RADAR/ARPA及びECDIS操作、船位測定)
  • 狭視界航海当直訓練
  • 狭水道航海当直訓練
  • 出入港操船訓練(複数タグによる支援を含む)
  • 離着桟操船訓練(複数タグによる支援を含む)
  • タグボート操船訓練
  • 航海実歴認定講習(PEC)
  • 揚投錨操船訓練
  • 特殊船型操船訓練(VLCC、PCC)
  • 模擬故障(主機・操舵機・オートパイロット・ジャイロコンパス等の各種計器の故障)対処訓練
  • 捜索及び救助訓練

*1: 1995年のSTCW条約(船員の訓練および資格証明ならびに当直の基準に関する国際条約)改正により、レーダシミュレータ訓練およびARPAシミュレータ訓練が義務化されました。

*2: 2010年改正STCW条約(マニラ改正) A-I/12・B-I/12節が規定するシミュレータの要件を全て満たすことが可能で、A-I/6・A-Ⅱ/1・A-Ⅱ/2・A-Ⅱ/3に記載される訓練が実施できます。

*3: 自船部と教官卓部で構成し(お客様のご要望沿った構成をご提案)、自船を最大4隻まで拡張可能で、複数の船舶による同一海域での連携訓練に対応可能です。また、以下の基本海域データベースに加え、お客様のご要望に合わせて訓練海域データを作成することが可能です。

  • 東京湾(東京港・横浜港・千葉港・木更津を含む)
  • 伊勢湾(名古屋港・四日市港を含む)
  • 大阪湾(大阪港・神戸港・明石海峡を含む)
  • 備讃瀬戸(備讃瀬戸東・備讃瀬戸北・備讃瀬戸南航路及び水島航路周辺・高松港を含む)
  • 来島海峡
  • 関門海峡
  • シンガポール海峡(シンガポール海峡東部・西部)
  
 

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問い合わせ先:技術開発グループ
044-548-9133

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