操船シミュレータ

操船シミュレータは、航海機器と最新のCG技術を組み合わせることにより、限りなく実際の船橋に近い操船環境を再現するシステムです。代表的なフルミッション型操船シミュレータは、模擬船橋の周りの大型のスクリーンにCG映像を投影し、あたかも実際に船舶に乗船しているような臨場感を味わえます。
尚、大型船から小型船、タグボート、自動船位保持装置操作(DPS)など様々な船種に対応可能です。

日本海洋科学は日本最大の操船シミュレータメーカーです。国内外数多くの導入実績で蓄積されたノウハウにより、お客様のご要望に応じた各種操船シミュレータのご提案、導入計画のお手伝いから導入後の運用支援まで、総合的にご支援致します。
1991年に民間初となる操船シミュレータを自社開発して以来、時代のニーズに合った様々なシステム開発を手掛け続け、現在では、当社の操船シミュレータは2010年改正STCW条約（船員の訓練および資格証明ならびに当直の基準に関する国際条約　マニラ改正）、およびDNV-GL基準(DNVGL-ST-0033 Maritime Simulator Systems Edition April 2018)のClass Aが規定するシミュレータ要件を全て満たすことも可能です。
海技者向け訓練シミュレータから一般ユーザー様向けエンターテイメント用シミュレータまで、お客様のニーズを徹底的に追求した当社製品は迅速なサポートと共に高い評価を頂戴しております。当社は今後も常にお客様の視点に立ったシステムの開発・販売に努めてまいります。

フルミッション型操船シミュレータ

実際に船舶に備わっている航海計器が装備された模擬船橋とそれを取り巻く大型スクリーンで構成されます。
スクリーンには高解像度のCG映像を投影し、精度の高い船舶の動きをリアルタイムで再現することにより、まさに実際の操船感覚を体感できるシミュレータです。操船者を360度取り囲む模擬船橋およびCG映像は圧倒的な没入感を生み出します。
模擬船橋内に設置する機材の構成やスクリーンへの投影範囲（水平視野は360度まで対応可能/着離桟操船用の下方視界にも対応可能）はお客様のご要望に応じてご提案可能で、スクリーンに投影するCG映像もフルハイビジョン～4Kまで対応いたします。

フルミッション型操船シミュレータ

模擬船橋、360度スクリーン(イメージ)

コンパクト型操船シミュレータ

設置スペースが限られたお客様、または複数台のシミュレータの設置をお考えのお客様には、フルミッション型と全く同じソフトウェアが組み込まれたコンパクト型操船シミュレータ、またはデスクトップ型操船シミュレータをご提案しています。ご予算と目的に応じ、複数の大型液晶モニターを利用したシステム構成など、お客様のご要望に沿ったシミュレータをご提案いたします。
システムはコンパクトですが、フルミッション型と同レベルの解像度（フルハイビジョン～4Kまで対応可能）で、狭額型液晶モニターを水平・垂直に組み合わせることでフルミッション型と同様、リアルな操船環境をご提供いたします。