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船舶関係

エネルギーを輸送するタンカー・LNG船、原料など輸送するドライバルク、製品を輸送するコンテナ船など、
我々の日々の生活には船舶による海上輸送が必要不可欠です。
日本海洋科学は、船舶の安全な航行と荷役のための各種ソリューションをご用意しています。

船舶ごとに異なる課題

船舶が運搬する貨物は、コンテナ・工業製品、原油・LNGなどの液体エネルギー、鉄鉱石などの原料と多種多様です。航路、船舶に乗っている船員もそれぞれ違います。そのため、船舶が抱える課題も多種多様、船舶ごとに異なります。
日本海洋科学は、船舶の運航、法律・規制、造船、経営など、さまざまな分野における専門家を有しています。各種船舶が抱える課題に対して、以下の調査を行っています。

Action

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危険物船の受け入れ調査

液化天然ガス(LNG)、液化石油ガス(LPG)、液化水素は、法律で危険物として定められています。これら危険物を積載した船舶が特定港において荷役をする場合、港則法により港長の許可・指示を受けなければなりません。事前に、入港する港湾や岸壁の特性を踏まえた運用基準や安全対策を準備しておく必要があります。
日本海洋科学では、海事に精通した専門家が操船や係留の安全性について、シミュレーションなど科学的手法を用いて評価。関係者協議に必要な資料を作成し、危険物の取扱いに精通した海技者が、各種マニュアル・運用手順の作成をサポートします。

危険物貨物の2船間荷役(Ship to Ship)

危険物の輸送手段・取引形態が多様化するなか、2船間でのLNG移送(Ship to Ship)のニーズが高まっています。
特に海外の港湾では、水深の問題で大型船が入港できない、あるいは、桟橋の建設が困難という港湾事情もあり、大型船から内航船への瀬取りや、浮体式LNG貯蔵再ガス化設備(FSRU)によるShip to Ship方式による2船間の危険物荷役が増加しています。
日本海洋科学では、事業検討段階から、危険物荷役・船舶運航の現場を熟知した海技者による港湾調査を行い、Ship to Ship荷役の安全性、操船の安全性などを評価。必要な港湾整備、施設等についてご提案します。

Action

環境適合燃料のバンカリング

2020年、硫黄酸化物(SOx)に対する規制強化を機に、重油からLNGやLPG、メタノールなどへの転換が推奨されるように。燃料をLNGなどへ転換した場合、燃料の供給(バンカリング)はShip to Shipによる方式が主流となり、高い安全性が求められます。
日本海洋科学では、LNGバンカリング船の建造計画の段階から、リスク評価(HAZID、HAZOP)を含む安全性について検討。運用手順の策定から全面的にサポートします。

よくある質問

はい。長期にわたる船員不足から、労働環境・少人数当直などの問題を抱える船舶が少なくありません。このような労働に関する課題を解決するための調査や、人員不足による安全性の調査、経営改善、環境規制への対応についての各種調査を行っています。

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