Service
海事政策・戦略立案
海事産業分野における、さまざまな政策・戦略決定に関する調査・計画策定を支援します。
日本海洋科学は海事コンサルタントとしての長年の知見と経験を活かしつつ、国際ルールに関連する調査や、国内における離島航路改善計画などをサポートしています。
目的
- 国際ルールに関連する新たな規制・枠組みの策定
- 造船産業の発展のための課題解決
- 水先制度の問題解決
- 内航船の船員労務環境の改善
- 離島航路のニーズに沿った改善計画
- 航路・経営診断
- 運航改善に係わる調査
LNG等のバンカリングに関する調査支援
近年、地球環境への配慮が高まり、国際的に環境規制が強化されています。船舶にも排出ガス規制などが求められ、2020年、硫黄酸化物(SOx)に対する規制が強化されました。これに伴い、重油からLNG・LPG・メタノールなどへの転換検討が進み、これらを使用する船舶の導入が世界的に増加。国内においても、LNG燃料船の運航が次々と計画されています。
これらLNG燃料船へ補油するバンカリング船では、安全な運用に係わる新たな規制・枠組みを策定する必要があります。
日本海洋科学では、こうした新たな枠組み作りにおける、LNGバンカリング船の建造計画の段階から実際の運用手順の策定に至るまで、一貫した調査検討を実施します。計画段階から海事専門家が携わり、官公庁・地方自治体へ向けた政策立案を支援します。
離島航路の改善計画
離島航路は、島の住民にとって必要不可欠な交通・物資輸送手段です。離島航路の確保・維持・改善にあたっては、離島のニーズに沿うサービス水準と持続可能性のバランスを考慮して方策を考えることが重要です。
また、離島航路の持続可能性をより高めるためには、利用者数や貨物輸送量の増加が必要です。そのためには航路事業者のみならず、離島全体で観光誘致や地域振興などへの取り組みも重要です。
日本海洋科学は、まず始めに、企業経営の専門家による航路診断・経営診断を行います。次に、船舶運航の専門家が運航改善への調査と提案を実施。ニーズに沿う船舶の仕様などを盛り込んだ航路改善計画の策定に向けてサポートします。