Service


潜水事業

日本海洋科学は、主要5船級協会[NK(日本海事協会)、LR(ロイドレジスター)、ABS(アメリカンビュローオブシッピング)、
DNV(デットノルスケベリタス)、BV(ビューローベリタス)]の水中検査事業所として承認をうけており、高品質な潜水サービスを提供しています。
経験豊富な潜水士が、アフロートでの各種水中船底検査・水中船体クリーニング・プロペラ研磨・船底部の修理などに対応しています。

目的

  • 船底部を検査する
  • 船底部をクリーニングする
  • 船底部を修理する

特徴

  • さまざまな船種の船体構造を熟知した潜水士が作業
  • 潜水作業ごと海上保安部や港湾関係者から許可を取得
  • 土木施工管理技士・港湾潜水士を兼ねる潜水士も在籍

サービス紹介

Service

01

船体水中検査

船級協会が求める各種水中船底検査や、入渠前の水中船底部の状況(汚損)調査、船底塗料の状態調査(膜厚計測や塗膜サンプリング採取を含む)などを行います。船底部外板・シーチェスト・ビルジキール・ラダー・プロペラ等の付帯設備の状態、ダメージ、異変箇所を短時間かつ正確に探り当てることが可能です。

船体水中検査
船体水中検査

船体水中クリーニング

日本海洋科学の潜水士が、独自のクリーニング技術によりスピーディに船体水中クリーニングするサービスです。
海洋生成物による船体汚損は船体摩擦抵抗を増加させ、船速低下ならびに燃料消費率を悪化させます。主機関の過負荷運転に伴う危険運転域での運転にもなり、定期的なクリーニングが必要です。
日本海洋科学は、海洋付着生物の成長プロセスや付着メカニズム、シリコン塗料・防汚塗料の特性などの研究を重ねました。その結果、各種特殊クリーニングブラシ、船体付着海洋生物回収装置を搭載した大型船底クリーニング機、小型ハンドマシンを自社にて開発。これらを駆使し、船底クリーニングに習熟した潜水士が作業にあたります。

船体水中クリーニング
大型船底クリーニング機(アクアシェーバー)
船体水中クリーニング
清掃前
船体水中クリーニング
清掃後

プロペラ研磨

省エネ効果が期待できる船舶のプロペラ研磨サービスです。水中でのプロペラ研磨は、ドック等陸上での作業の際に必須となる足場の組み立て・撤去等が不要で、大幅なコストカットが可能となります。
日本海洋科学のプロペラ研磨サービスは、Rubert scale(英国Rubert Scale社)におけるAクラス、またはBクラス(A~Fの6段階における上位クラス)のグレードで仕上げます。船体クリーニングとセットでご利用いただくと、より一層の省エネ効果が得られます。

プロペラ研磨画像
研磨作業中
プロペラ研磨画像
研磨前
プロペラ研磨画像
研磨後

Service

船体ダメージ補修・その他

船底部および付帯設備のダメージ(外板やビルジキール部の亀裂・破断、プロペラブレードの欠損・曲損等)を潜水士が補修します。また、船外弁交換時の止水やスラスター・プロペラ・スタンチューブ・ロープガード内に巻き込まれた漁網やロープの撤去作業、防食電気アノード取付、船底部センサー(ドップラーログ等)の交換作業なども実施。関係各所と相談のうえ、迅速かつ確実に作業を行います。海洋土木工事における各種潜水調査・作業などもお気軽にお問い合わせください。

船体ダメージ補修・その他
船体ダメージ補修・その他

Service

ROV

近年では潜水士に代わりROVによる作業が行われる機会が増えています。
潜水士による作業は制限も多く(水圧、作業時間、水温等)国内では日中のみしか作業を行えません。
ROVにはこれらの制限は適応されず、簡易的な検査に限定されますが比較的安全に電源が続く限り作業を行う事が可能です。
また、リモートのご要望にも対応できますので、潜水士によるCCTV検査の様に、オフィスにいながら現場の船体状況や海の様子を見る事も可能です。

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