Service
船主監督代行サービス
日本海洋科学では、新造船建造に関する船主監督代行サービスを提供しています。
契約前の仕様確認や承認図面の審査から、監督の派遣、海技者によるアドバイスなど、全工程における各種サポート業務をご提供します。
目的
- 新造船建造における船主の監督業務を代行する
船主代行業務
- 契約前の仕様の確認
- 承認図面の審査
- 新造船建造全工程の監督
- 海技者によるユーザー視点からのアドバイス
新造船建造図面の審査
各分野に精通したエキスパートが図面審査を行います。審査の結果は、当社の現場監督と共有されます。また、承認図面担当者には監督から実際の状況がフィードバックされ、その後の審査に反映されます。図面承認業務と監督業務が常に連携を取ることで、お客様のご要望を確実に叶えます。

新造船建造監督
豊富な知識、経験、技術力を有する監督が造船所に常駐し、船主の皆様に高品質で安全な船を届けるため、下記業務を提供します。
- 品質と工程の管理
- 搭載機器の出荷検査への立会い
- 建造造船所内での各種工事・検査への立会い
- 各種試運転への立会い
- 造船所や機器メーカーへの指導
造船現場の建造工程(主要節点)
Step
01
鋼材切断
Steel Cutting
使用する鋼材の切断。

Step
02
起工(ブロック搭載)
Keel Laying
船殻の部分製造が進み(ブロックごとに製造をし)、造船所渠底(ドック)に据える。
船として水に浮くまで、ここで船造りが行われる。

Step
03
進水
Launching
渠底で船殻ブロック組立てが進み、船として浮上する瞬間。

Step
04
機器調整、運転検査
Inspection
船には多くの機器が搭載され、据付~運転まで検査確認が行われる。

Step
05
ガステスト・海上試運転
Gas Test, Sea Trial
船の出荷検査とも言える最終検査が夜を徹して行われる。
安全に航海できる証をここで確認。

Step
06
命名式
Naming Ceremony
名前のお披露目、式典を行う。

Step
07
竣工・引き渡し
Delivery
新たな船出として大海へ航海の始まり。
監督として至福の瞬間。

日本海洋科学が制作したマニュアル・ツールなど
建造監督の業務は監督を現場に派遣して終わり、ではありません。日本海洋科学の品質管理体制 Quality Management System(LRQA ISO9001:2015年認証 取得)にて監督現場の安全管理、品質管理、工程管理を徹底し、自社制作の下記マニュアルやツールを駆使しています。船主の皆様が安心して当社のサービスをお使いいただけるように、つねに環境を整えています。
01
QMSマニュアル
02
船体、機関、電気、塗装など、各分野の監督技術マニュアル
03
現場監督の重要項目チェックリスト
04
お客様と現場監督が建造状況を同時に共有できるITソフト(CaCiCa)
